
TOPページ > 脂肪吸引手術について
脂肪吸引手術に用いられる器具は、主に「カニューレ」と呼ばれる細い金属でできた棒状 のものです。棒状になった先にいくつかの穴が空いており、この穴から脂肪が吸引されて いくようになっています。また、このカニューレにはさまざまな太さ・長さ・形をしたも のがあり、脂肪吸引を行う部位や脂肪の量・深さなどによって使い分けるようになってい ます。
もともと欧米からやってきたこのカニューレは、欧米人に合わせた大きなものでし たが、最近では日本人に合わせた細いものや小さなものが多数作られています。他にも、 カニューレを使わず直接脂肪を吸い取る専用注射器や、超音波式脂肪吸引器などもありま す。疑問や不安がある場合は、手術を行う前に「どのような器具でどのような手術を行う のか」を医師ときちんと話し合っておきましょう。
現在、標準的な脂肪吸引の手術法とされているのが「チューメセント法」と呼ばれる方法 です。これは脂肪吸引を行う前に、皮下に生理食塩水を大量に注入し、脂肪細胞をやわら かくふやかします。
生理食塩水が注入されている事で、カニューレの操作もしやすく、出 血量も抑える事ができ、比較的大量の脂肪を吸引する事が可能です。また、皮膚付近では なく深い場所にある脂肪を吸引する為、皮膚表面が凹凸になる事も少なく済みます。
これ に超音波式脂肪吸引器を併用すると、脂肪吸引が効率良く行われます。他に「シリンジ法 」と呼ばれる方法があります。これはカニューレではなく専用注射器を用いて丁寧に脂肪 を吸い出していくものです。表皮付近ではなく深い位置の脂肪を除去する事が可能で、ま た、人の手による細かい作業ですので左右対称になるなど、仕上がりは非常に美しいと言 えます。
脂肪吸引手術を行う際には麻酔を使用します。この麻酔は、脂肪吸引を行う部位・量・患 者の体調などによってその種類を使い分けています。主なものは下記のようになります。
1.局所麻酔・・・注射により、手術を行う部位のみを麻痺させる麻酔。部分麻酔とも言わ れます。主に顔や二の腕などの手術に用います。
2.硬膜外麻酔・・・背中から麻酔を入れ、頭部以外の部位に用いられます。主に腹部や臀 部・太ももなどです。
3.静脈麻酔・・・点滴によって麻酔を行います。局所麻酔や硬膜外麻酔と併用するのです が、眠ってしまう事がある為、全身麻酔に似たところがあります。広範 囲の手術に用います。
4.全身麻酔・・・静脈麻酔と併用し眠った後で鼻または口よりガスの麻酔を使用します。 眠ってしまい、意識と痛みはありません。広範囲の手術に用います。
脂肪吸引手術の料金は、手術を行う部位・範囲・量だけでなく、クリニックによってもそ の基準は異なります。平均的には、小規模な脂肪吸引でおよそ12万円程度から30万円 程度、大規模なもので25万円程度から70万円程度までと、その差はかなりあります。 また、手術の出来に納得がいかず、修正手術を受ける場合は別料金となっていますが、修 正手術自体を行わないクリニックもありますので、事前に確認しておく必要があります。
他にも、手術料金に麻酔等全ての料金が含まれているクリニックと、そうでないクリニッ クがあります。局所麻酔では怖いので全身麻酔にしてほしい場合なども、オプションとし て行っているクリニックが多くありますので、事前に確認しておきましょう。
脂肪吸引価格一覧
おおよその価格をまとめました。脂肪吸引を受ける前の資料としてご活用ください。
※各クリニックのHPに記載されている情報を基に料金を比較(2007年8月
現在)
|
院名 |
クリニックA |
クリニックB |
クリニックC |
クリニックD |
| 頬 |
25~30万円 |
38~90万円 |
45万円 |
30万円 |
|
顎 |
28万円 |
30万円 |
38~48万円 |
20万円 |
|
上腕 |
28万円 |
38万円 |
38万円 |
40万円 |
|
腹部 |
38~50万円 |
38~55万円 |
38~68万円 |
35~60万円 |
|
大腿 |
38~50万円 |
38~60万円 |
35~100万円 |
35~60万円 |
|
下腿 |
40万円~ |
45万 |
38~48万円 |
50万円~ |
気軽に受けられる脂肪吸引手術とは言え、「手術」である事に変わりはありません。です から脂肪吸引手術を受ける際にも、通常の手術同様にさまざまな事に注意しなければなり ません。
1.事前に体調を整え、少しでも調子が悪いようなら延期しましょう。
2.麻酔を使用するので術前6時間以内は食事をしないで下さい。
3.貴金属を外し、化粧・マニキュア等は落としておきましょう。
4.手術前日までに入浴を済ませておきます。
5.術後を考え、服や靴はきゅうくつでないものを用意しましょう。
6.普段服用している薬やサプリメントなどがある場合は、事前に相談しておきましょう。 この他にも、以前に開腹手術を受けたりしている場合は癒着等の可能性がありますので、 事前に医師と相談しておきます。また、麻酔を使用する関係から、車で行かず公共機関を 利用したほうが安全です。
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